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デマンドバルブは要求されただけの空気を供給するバルブという意味ですが
ダイビングの世界では一番ベーシックなスプリングの力でゴム栓を押しつけるタイプを デマンドバルブと呼称しています。 デマンドバルブ式はトラブルが少ないため、オクトパスやAIR2などの補助用に採用されることが多い方式です。 メインレギに使う場合は呼吸フィールが渋い傾向があるため、各社色々、吸いやすい様に工夫しています。 一番多いやり方が、ベンチュリー効果という物を利用した物。 空気が吹き出る力を利用して、バルブを開く補助をさせる物です。(楽に吸えるように) 歩道を歩いていて、トラックが高速でそばを走り去ると、後から風が吹いてくることが有りますね、あんな風の力を利用することです。 巻き込んだ空気を利用する方式なので、タイムラグが発生し ダイバーが吸うのをやめたいのにさらに空気を口に送り込もうとする傾向があること。それに、エアーを吹き出し始めると止まらなくなる癖も出やすいので(よく言うフリーフロー)設計が大変です ベンチュリーは強制給餌(フォアグラ鴨)されてるみたいにならないように設計するのが難しいタイプと言えますネ。 デマンドバルブを選択するなら、ベンチュリー効果で補助するより、ダイヤフラムを大口径にした方が吸いごこちは自然な感じな物が出来るはずです。小径のレギはフォアグラタイプが多い気がしますがそれが楽という人もいるので、要は吸ってみてから選ぶという当たり前の話です。 −>UemisJP #
by uemisjp
| 2010-10-26 21:28
| ダイビング
セカンドステージの主な役割はダイバーの呼吸にあわせて空気を供給することです。
こちらも、基本的な機構はホボ40年前に確立されていました。 一番ベーシックな機構がデマンドバルブ式と言われる物で、今でも一番多い機構ですね。信頼性はピカイチです。 中圧ホースの末端にゴムの栓をバネの力で押しつけて空気が吹き出すのをせき止めています。ちなみに、ファーストが壊れてうまく中圧を作り出せなくなると普通は中圧が高くなります。中圧が高くなってセカンドステージのバネの力が負けると、エアーが漏れ出します。 でも、漏れることは中圧を下げることでもあり、ホースの破裂を防いでいる事でも有ります。 だから、セカンドからエアーが漏れるときは、ファーストの故障も疑う必要があるんですね。 あ、フリーフローってよく言いますが、エアーが漏れる程度なら、リークという表現でお願いします。シューぐらいなら、エアーリークです。(空気漏れ) フリーフローは勢いよく出ている状態を指します。もう、エアーがコントロールされていない圧力のまま、フリーで出ている事ですので、お間違えなく。 フリーフローはドバドバでてて、セカンドをくわえてなんかいられない状態ですよ〜 明日は、ベンチュリー効果ってなによ?を書いてみます〜 −>UemisJP #
by uemisjp
| 2010-10-25 19:25
| ダイビング
ファーストステージの調圧方式を色々述べてきましたが、じゃあ、どれが良いんだ!?という話になろうかと思います。
オチとしてはおもしろくないんですが、 現在売られているレギュレーターで名の通ったメーカーの物ならば、実はどれでもいいかと思ったりします。 というのは、実はファーストのスペック上の優劣は吸いゴコチにあまり影響しません。 呼吸フィールをダイバーに提供するのは2ndの仕事だからです。 メーカーのメカニックでも、セカンドが同じならファーストを内緒で社外品に変えられても気がつきません。(テスト済、笑) そうなると選択のポイントは、流氷をやるとか、海外に行くときに軽いタイプとか、耐久性なら、、とかで選択することになります。 そーですね。。ボクがアンティークなレギと違い現代のレギを選ぶなら、 超小型なのとか、ウオーターポートが浸水しないドライポートの機種とか、スタンダードピストンなのに渋くなりにくい日本製の逸品とかを選ぶと思います。 (でも、たぶん当面MK5かな。。。) 来週からはセカンドの話を。。。これがまた。。 −>UemisJP #
by uemisjp
| 2010-10-22 20:01
| ダイビング
ダイビング人口が増えると、イカに自己責任とはいえ、たとえレギの動作不良の原因が取扱による物だとしても、そもそも事故が許されるワケがないので
じゃあ、どうやって、それを防ぐのか? どうやったら防げるのか?を考える必要に迫られたということです。 ダイバーの質が落ちたとかそう言うことではなく、大人なんだからチャンと安全について考えようよと言う事になったわけです。 と言う事で、車検と同じ方式がとられるようになっていきました。毎年OHしましょう!と言う物です。これは故障の対策としては効果的です、安全確保に非常に貢献していると思います。 で、レギの設計にも変化が生まれてきました。毎年OHすることを前提とした設計をするようになってきたのです。そのおかげでレギの性能を向上させることも可能となってきました。大深度下での大流量や、極端な軽量化など。 たとえ話で言うなら、 軍用車が戦闘中に壊れるワケにはいかなく、メンテも出来るかどうか?と言う状況なのでスピードもそこそこ、なのに対し、F1カーは超高速ですが、直ぐにピットインしてメンテしなくてはならないと言う感じでしょうか? 毎年OH(ピットイン)するなら、高性能にできるぜ!という考え方も出来ちゃうということかな? 再度言いますが、今回の連載“レギ話”に書いていることは、個人的な感想です。 ボクが始めた頃は既に大人なダイビングだったから。あくまでも想像なんですからね。 −>UemisJP #
by uemisjp
| 2010-10-21 19:39
| ダイビング
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